[人間科学部食物栄養学科]子育て世帯への食品提供(フードパントリー)への取り組み 学生が考案した「ローリングストック食材を使用したレシピ集」を作成
2022.03.04
人間科学部食物栄養学科では、神戸市の子育て支援事業の一環として 2021年8月から行われている「子育て世帯への食品提供(フードパントリー)」について、連携食支援団体NPO法人「S-pace」の要請を受け「灘区フードパントリー『オスソワケ』」(活動場所=六甲道児童館)の活動に協力しています。
本学では2021年9~10月にかけて「オスソワケ」実施状況の観察調査を行い、頻繁に配布されて常温保存可能な2つの食材、「ミートボール」と「絹豆腐」を把握しました。
これらは「給食経営管理実習Ⅱ」(食物栄養学科3年生・計42名が履修、作田准教授が指導)の授業で学ぶ「ローリングストック法」(災害時に備えた食事方法として推奨されている方法)の食材として活用が可能であるため、災害食の学びを発展させ、この授業を地域貢献にもつながる学びの機会とすることを発案。
上記食材を使用して、親が忙しいとき「ほんの少しの手間でいつもの食材がよりおいしい一品」になったり、「子どもが作れる、親子で一緒に作れる」など、家族のコミュニケーションにも役立つレシピを学生が考案し、レシピ集を作成しました。
・学生が考案した、ローリングストック食材を使用したレシピ集 2種
*ミートボール編
*絹豆腐編
このレシピ集はフードパントリー利用者等に広く配布します。レシピ配布計画は以下の予定です。
① 六甲道児童館にレシピ集(PDF)を提供し、市内 12 ヶ所の支援団体と共有。その後、各支援団体に適宜掲示、配布していただく。
② 六甲道児童館にてレシピ集の冊子発行(検討中)。
③ 本学や児童館のホームページ・SNS等、インターネット媒体を通して情報を共有。
六甲道児童館ではレシピに必要になる食材を一緒に配布予定です。
**レシピの一部抜粋**